そもそも投資信託って何？
投資信託とは、複数の投資家から集めた資金を1つにまとめて(信託財産)、ファンドマネージャーと呼ばれる運用の専門家が国内外の株式や債券、リートなどの有価証券に投資・運用する金融商品。
目次
インデックスファンドとは？
インデックスファンドとは株価指数などの指標に連動した運用を目指す投資信託。
日経平均株価（日経225）やTOPIX（東証株価指数）など市場全体の動きを表す代表的な指数（インデックス）に連動した、投資成果を目指します。
また、パッシブファンドとも呼ばれ、アクティブ運用を目指すファンドに比べて、信託報酬や手数料などのコストが安いというメリットもあります！
アクティブファンドとの違い
| インデックスファンド | アクティブファンド | |
|---|---|---|
| 組入銘柄 | 指数と同様の構成 | 調査や分析を通じて優良な銘柄を厳選 |
| 運用目標 | 指数（インデックス）に連動する | 指数（インデックス）を上回る |
| 手数料 | 安い | 高い |
投資信託はアクティブファンドとインデックスファンドの2種類に分類することができます。
上記でもあったようにインデックスファンドは、日経平均株価やＴＯＰＩＸといった指数に連動するように設計された投資信託です。
一方、指数を上回る、または指数に捉われずにリターンの獲得を目指す投資信託がアクティブファンドです。
つまり、インデックスファンドは低コストで市場並みの運用成果を狙える一方で、アクティブファンドはより大きなリターンが獲得できる可能性はあるが手数料が高いのが特徴。
どちらを選ぶかは投資者次第ですが、インデックスファンドは低コストで市場並みの運用成果を狙えるので初心者の方におすすめです！
インデックスファンドを選ぶ３つのメリット
手数料（信託報酬）が安い
投資する銘柄をファンドマネジャーが探し出して厳選するのではなく、対象とする株価指数と同じ銘柄を同じ比率で組み入れることが多いため、運用にかかるコストが低くなる傾向があります。
とくに10年以上の長期投資を考えている投資家は、信託報酬を大きく削減することができます！
少額から始められる
個人で株式や債券などに投資するにはある程度まとまった資金が必要になりますが、インデックスファンドであれば、少額から手軽に投資を始めることができます。
100円から投資可能な証券会社も多数存在します！
結果的にリスクヘッジになる
インデックスファンドは、指数とほぼ同じ銘柄に投資するので、初心者には難しい分散投資を自動的に行なっていることになります。
分散投資を行うことで、一部の会社に偏った投資を避け、リスクを抑えた投資を行えるようになります。
インデックスファンドの注意点
指数が下落するときは一緒に下落する
つみたてNISAなどを利用して積立投資をしている場合、下落相場は絶好のチャンスでもあります。価格下落時は、安値でたくさんの口数を購入できるため、下落から一転し、上昇局面になった際には、多くの含み益が期待できます。下落相場だからといって、過度に気にする必要はありません。
株式投資に比べてリターンが少ない
インデックス投資は市場に連動した運用結果を目指しているので、市場のリターンを大きく乖離した利益を得ることはできません。
よって基本は長期運用で、短期で大きく利益を狙いたい人には向きません。
組入銘柄が精査されていない
インデックスファンドの組入銘柄は指数に合わせて機械的に選ばれるため、将来的に成長が見込めない企業、ESGやSDGsの観点から投資すべきでない企業にも投資してしまう可能性があります。
これを避けたいというのであれば、信託報酬などのコストが上がったとしても、アクティブ型の投資信託を購入するべきでしょう。
購入方法
インデックスファンドは以下の3ステップで簡単に購入することができます！
購入方法
- 証券会社で口座を開設
- 銘柄を選択
- 発注
オススメのネット証券会社
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まとめ
インデックスファンドとは？
→インデックスファンドとは株価指数などの指標に連動した運用を目指す投資信託。
アクティブファンドとの違いは？
→インデックスファンドは低コストで市場並みの運用成果を狙える。アクティブファンドは大きなリターンを狙うが手数料が高い。
どうやって購入するの？
→証券会社で口座を開設することで簡単に購入が可能。