こんにちは!makiです。
このページでは「NFT取引の税金問題」について詳しく解説していきます
税金関係っていろいろ難しそう
どのタイミングで税金が発生するのか分からない
こんな疑問や不安も全て解決していきます!
目次
NFTって何?
偽造することができないデジタルデータのことを指します。
NFTはブロック内の取引記録を改ざんしようとすると、それより新しい全てのブロックの記録を改ざんする必要があるため、取引履歴はコピー・削除することができず、一度記録された取引記録は証拠として残り続け、ブロックを辿ることでどのような取引記録があったのかを正確に知ることができます。
従来のデジタルデータは簡単に複製できますが、偽造しやすいというデメリットもありました。
セキュリティに優れたデータ構造を有する「ブロックチェーン」上にデジタルデータをアップロードすることで、デジタルデータを改ざんから防ぎます。
つまりNFTとは、データの改ざんが行われていない唯一無二の正確なデータということになります
取引によって発生した利益には税金がかかるの?
NFTの売買により収益が発生した場合には、確定申告をして税金を納めなくてはいけない可能性があります。
所得が生じた場合には、仮想通貨の売買同様、基本的に雑所得として課税されると考えられます。
しかし、反復継続してNFTの転売を行っている場合や、営利を目的としているか等の取引内容により譲渡所得、一時所得、雑所得等の所得区分は異なる可能性がありますので注意が必要です。
現段階ではNFTに関する課税のルールが、はっきりしていません、
そのため実際に確定申告を行う際には税理士または税務署に相談することを推奨します。
どんなタイミングで税金がかかる?
NFT取引で税金がかかるとされているタイミングは以下の3つ
- NFTを購入したとき
- 出品したNFTが売れたとき
- イーサリアムを円に替えるとき
それぞれ解説していきます
NFTを購入したとき
デジタルコンテンツやブロックチェーンゲームアイテム等のNFTは、マーケットを利用することで購入することができます。
マーケットではETHなどの仮想通貨で購入をすることになるため、NFTの購入時に課税の対象となる所得が発生する場合があります。
例えば、1イーサを5万円で購入したとします
しかし、NFT購入時のイーサの価格は40万円まで上がっており、同額40万円のNFTを購入することができました
損益計算の計算式は、「NFTの購入価格 − 利用した通貨の原価」となりますので
- NFTの購入価格:40万円
- 利用した通貨の原価:5万円
40万−5万=35万となるため
35万円分の利益が購入者に発生したことになりますよね
こちらはETHの売却時に所得が発生しているため、所得区分は通常の仮想通貨取引と同様に雑所得となることが考えられるため課税の対象になると考えられています
出品したNFTが売れたときの課税
保有しているNFTが売れたとき
購入したゲームのキャラクターや土地、デジタルアートなどのNFTは、マーケットプレイスで売却することができます。
購入時よりもNFTの価格が上がっているタイミングで売却すると利益が発生します(購入時よりもNFTの価格が下がっている場合は損失)。
この際の損益額の計算は「売却価格ー売却したNFTの取得原価」となります。
クリエイターとしてNFTを販売
マーケットでは、クリエイターとして作成したアートなどのデジタルコンテンツをNFTにして販売することができます。
また、販売したデジタルコンテンツが再度売買される(二次流通)際には、予め決められた取引額の何%かがロイヤリティ報酬としてクリエイターに支払われます。
販売したNFTの売上やロイヤリティ報酬は収入となり、必要経費を差し引いた金額が所得となります。
作成したNFTの販売による所得の所得区分については、副業として販売を行っているか、事業として行っているかなどで異なる場合がありますので、税理士等に相談することをおすすめします。
イーサリアムを円に変えるとき
イーサリアムを「保有している」状態では課税対象にはなりませんが、
日本円に換金した時点で「利益が出た」とみなされ、確定申告が必要になります。
そのためNFT取引で利益が出たときとはまた別に、仮想通貨を換金したときにも税金が発生してしまいます
しかし、上記にもあったとおり換金をしなければ税金はかからないため、利益を得たとしても中長期的に保有することをおすすめしています
NFT取引にかかる税金のまとめ
NFT取引に税金はかかるの?
→売買により収益が発生した場合には、確定申告をして税金を納めることが必要な可能性があります。
税金がかかる可能性のあるタイミングは?
- NFTを購入したとき
- 出品したNFTが売れたとき
- イーサリアムを円に替えるとき
少しでも節税がしたい
→イーサリアムを「保有している」状態では課税対象にはならないので、利益を得ても円に変えず中長期的に保有しておきましょう
NFT取引の始め方
NFT取引は以下の3つを登録するだけで簡単に始めることができます
- 仮想通貨取引所
- マーケット
- ウォレット
詳しい方法はこちらの記事でまとめていますのでぜひご覧ください↓
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初心者におすすめ!NFT取引の始め方・稼ぎ方をわかりやすく解説!
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NFTの今後
メタバースやブロックチェーンゲームと共に盛り上がりを見せているNFT市場
2021年の流行語にも選ばれましたが、まだまだ世間的な知名度は低くコレクターが少ない現状です
日本では未だに未成熟な市場だと言えますね
しかし大手企業の参入や有名人の参入が決定しているため、これから爆発的な市場の拡大は目に見えて分かります
NFT取引を始めるなら今がチャンスだと言えますね!