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つみたてNISAって何?一般NISAやiDeCoとの違いは?

maki
このページでは「つみたてNISA」について分かりやすく解説していきます!

つみたてNISAって何?

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です

毎年40万円を上限として購入した投資信託を保有している間に得た分配金と、値上がりした後に売却して得た利益(譲渡益)が購入した年から数えて20年間、課税されません。

また、非課税期間の20年間が終了したときには、NISA口座以外の課税口座(一般口座や特定口座)に払い出されます。

現在、つみたてNISAは2042年までの制度とされていますので、投資信託の購入を行うことができるのは2042年までとなります!

つみたてNISA概要       
利用できる方日本にお住まいの20歳以上の方(口座を開設する年の1月1日現在) ただし、つみたてNISAと一般NISAはどちらか一方を選択して利用可能。
非課税対象一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益
口座開設可能数1人1口座
非課税投資枠新規投資額で毎年40万円が上限(非課税投資枠は20年間で最大800万円)
非課税期間最長20年間
投資可能期間2018年~2042年
投資対象商品長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(対象商品についてはこちら)

一般NISA・iDeCoとの違い

つみたてNISA一般NISA iDeCo
投資可能期間最長20年間5年間60歳になるまで
年間投資上限額40万120万14.4万円~81.6万円
(加入者による)
非課税メリット運用益が非課税運用益が非課税運用益が非課税
掛金が所得控除
受け取り時に控除あり
資産の引き出しいつでも引き出せるいつでも引き出せる60~70歳の間

一般NISA・iDeCoどちらも、運用して得た利益を非課税とすることで、より資産形成を始めやすいように国が作った制度です。

 「一般NISA」では、年間120万円まで投資ができ、その運用益にかかる税金が非課税になります。非課税になる期間は5年間で、国内・海外の株や投資信託、ETF、REITなどが対象商品になります。また、積み立てではなくタイミングを計って買うこともできるため、「つみたてNISA」より自由度の高い投資が可能です。

「iDeCo」とは、個人型確定拠出年金のことで、将来に向けて毎月掛け金を掛け、自分で年金を作る制度。こちらも、通常の金融商品にかかる運用益が非課税となります。NISAとの税制上の大きな違いとして、掛金が全額所得控除の対象となり、所得税と住民税の節税効果が得られる点が特徴です。また、資産を受け取る際にも、「退職所得控除」や「公的年金等控除」の対象となります。

どれを選ぶべき?

資金を貯める目的に応じて使い分けるのが良いでしょう。

つみたてNISAとiDeCoは、積立での運用しか行うことができないため、長期的に資産を増やしていきたい方におすすめ。

まとまった資金を一括で運用したい場合は、一般NISAを使うのがよいでしょう。ただし、一般NISAも、一年に使える非課税枠は120万円までという制限があります。それ以上の金額で投資をしたい場合は、120万円を超える元本部分からの運用益は課税対象となるので、注意しましょう。

積立NISAの始め方

つみたてNISAは以下の4ステップで簡単に始めることができます

つみたてNISAの始め方

  1. つみたてNISA口座を開設する金融機関を決める
  2. つみたてNISAの口座開設
  3. 証券会社に入金手続きを行なう
  4. 積立てる商品を決める

注意点

つみたてNISAの注意点

  • NISA口座は1人1口座しか開設できません。
  • 対象は新規に購入した商品のみ。
  • 非課税枠の再利用、繰越はできません。
  • NISA口座は特定口座や一般口座との損益通算はできません。
  • 年間の非課税枠の40万円を超える金額の設定はできません。
maki
非課税枠が40万円だということは必ず覚えておきましょう!

年間40万円を運用していったら

つみたてNISAで投資できるファンドの平均年利は約3〜7%と言われています。

実際につみたてNISAを満額40万円で20年間投資した場合の最終積立金額を年利3,5,7%ごとに見てみましょう。

年利3%年利5%年利7%
最終積立金額10,833,966円13,564,111円17,190,580円
利益(投資総額:800万)2,833,966円5,564,111円9,190,580円
maki
積立投資を利用するだけで数百万円ほどの利益が得られますね!

オススメの証券会社

楽天証券

つみたてNISAで楽天証券を利用するメリットの1つが、楽天ポイントが貯まる&使えることです。楽天証券の投資信託は、積立の引き落としに楽天カードのクレジットカード払いを設定すると、毎月5万円まで決済額100円につき1ポイントが貯まります。

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SBI証券のつみたてNISAは商品ラインナップが豊富です。SBI証券の投資信託パワーサーチで検索すると、現時点で175本の投資信託がそろっています。幅広い商品から選べるため、さまざまな運用ニーズに応えられます。

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まとめ

つみたてNISAって何?

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です

一般NISA・iDeCoとの違いは?

→年間投資上限額、資産の引き出しタイミング、対象商品等

どうやって始めるの?

→証券会社から購入することで簡単に始めることができます。

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